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第57回沖縄慰霊大行進 平和を願い摩文仁の丘へ

2018年08月07日

お知らせ, 事業の取組み, 会員のページ, 活動状況

沖縄は6月23日、住民を巻き込み23万余の尊い命が失われた地上戦が終結して73年目の「慰霊の日」を迎えた。県内各地で戦没者の冥福を祈る慰霊行事が執り行われる中、日本遺族会は沖縄県遺族連合会と共催で第57回平和慰霊大行進を開催し、参加者は戦没者の御霊を慰め、世界の恒久平和を祈念し、摩文仁へと行進した。

 

摩文仁の丘を目指し行進する参加者

摩文仁の丘を目指し行進する参加者

梅雨が明け、強い日差しの下、午前8時30分、本会からの参加者遺族67人をはじめ県内外から約7百人が、糸満市役所前の南浜公園広場に参集し、平和祈願大会が開催された。

午前9時、水落会長、古賀誠本会名誉顧問らを先頭に、団旗を掲げた平和行進団は、最後の激戦地となった糸満市摩文仁を目指し出発した。参加者たちは、砲弾降りしきる中歩き続けた戦没者が辿った道程を一歩一歩踏みしめながら、犠牲者の冥福を祈り、世界の恒久平和を願い8.3キロを行進した。午前11時、平和祈念公園に到着して、沖縄県全戦没者追悼式会場に入場すると、式参列者から大きな拍手で迎えられた。

全戦没者追悼式には、安倍晋三内閣総理大臣、衆参両院議長、外務、防衛、厚生労働、沖縄担当の関係閣僚が出席し、県内外の遺族ら約5千百人が参列して、正午の時報に合わせ黙祷を捧げた。追悼式では、各代表が献花し、宮城会長が追悼のことばを述べ、沖縄県の高校生が「平和の詩」を朗読するなど、会場内は世界平和を願う祈りに包まれた。

 

硫黄島訪島事業参加者募集

2018年06月08日

お知らせ, 会員のページ

一般財団法人日本文化興隆財団が、硫黄島の戦没者遺族を対象とした、硫黄島訪島事業の参加者を募集していますのでご紹介いたします。

硫黄島訪島参加者募集についてはこちら

問い合わせ先:一般財団法人日本文化興隆財団 電話03-5775-1145

※この事業は日本遺族会主催ではありませんので、詳しいお問い合わせは日本文化興隆財団へお願いいたします。

九段会館跡地 建物の一部を保存し建て替え工事始まる

2018年05月23日

お知らせ, 会員のページ

東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が出資する合同会社ノーヴェグランデは、東京都千代田区九段南一丁目に所在する九段会館および同敷地について、平成30年3月1日に国との間で合意書を締結し、70年間の定期借地による九段会館の一部保存・建替え事業に着手した。

平成34年完成予定の保存部分は、創建時の意匠を復原・保存しながら、宴会場、カンファレンスセンター、シェアオフィス、店舗などとして活用する。また新築する高層部分は、主にオフィスおよび店舗を予定している。

九段会館の一部を保存して建てられる完成予想図

九段会館の一部を保存して建てられる完成予想図

フィリピン地域で遺骨収集事業が再開

2018年05月22日

お知らせ, 事業の取組み, 活動状況, 遺骨収集帰還事業

平成22年10月以降、中断していたフィリピン地域での遺骨調査・収集事業がようやく再開される運びとなった。

当時、厚生労働省がNPO団体に委託した「海外未送還遺骨情報収集事業」に基づき収容した旧日本兵の遺骨に、フィリピン人の遺骨も含まれているのではないかとの指摘を受け、事業が中断された。その後、事実関係を含め検証が行われ、検証の結果、これまで帰還した遺骨にフィリピン人のものが混入している事実は認められなかった。しかし、フィリピン側に、フィリピンにおける海外未送還遺骨情報収集事業の収容作業に疑念を抱かせたことから、日本とフィリピン政府との間で事業の見直し作業が進められていた。

本会では、フィリピン地域への遺骨収集事業再開に向け会を挙げ国、厚生労働省に対し遺骨収集等の再開を強く働きかけていたが、なかなか作業は進まなかった。

事態打開に動いたのは昨年11月、フィリピンで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)の会議に出席した安倍晋三内閣総理大臣が、フィリピンのドゥテルテ大統領に対し直接、フィリピンでの遺骨収集事業の再開を申し入れたことより、フィリピン政府が重い腰をあげ、一気に事が解決した。

日本とフィリピン政府との間で「遺骨収集に係る協力覚書」の署名式は5月8日に行われた。

今後、覚書に基づき、フィリピンでの遺骨調査・収集事業が促進される事が期待される。

平成30年度遺骨収集事業 参加者募集

2018年05月22日

お知らせ, 事業の取組み, 事業の取組み, 会員のページ, 遺骨収集帰還事業, 遺骨帰還事業の取組み

 

日本遺族会では、平成30年度戦没者遺骨収集帰還事業への参加希望者の事前登録を行っている。戦没者の遺児をはじめ青年部(孫、曾孫等)の方にも広く登録願いたい。

申込登録要項は次のとおり

実施予定地域及び実施時期

【南方地域等での遺骨収集】

 実施予定表参照

※相手国行政機関等との調整、現地の治安状況等の理由により事業が変更、中止となる場合がある。

南方地域の実施予定表はこちら

【旧ソ連抑留中死亡者の遺骨収集】

 実施予定表参照

※相手国行政機関等との調整、現地の治安状況等の理由により事業が変更、中止となる場合がある。

旧ソ連地域の実施予定表はこちら

 

▼参加資格 

①原則年齢制限はなく、身体健康な者で現地での収容作業等に従事できる者 ②各都道府県遺族会の会員である戦没者の遺児、孫、 ひ孫、甥、姪で、身体健康な者 ③本会の協力団体関係者並びに、本会事業の推進に賛同いただける者

 

※派遣者は健康診断書並びに宣誓書の提出が義務付けられており、参加の有無については、遺骨収集事業を主催する日本戦没者遺骨収集推進協会の判断に従う。

▼参加登録方法 在住する各都道府県遺族会事務局へ。

参加登録にあたり申込用紙を取り寄せ、全ての項目に記入したうえで、提出願いたい。

なお、参加希望者が推進協会から指定された定員を上回る場合は、選考となる。

 

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