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遺骨収集帰還事業

戦没者遺骨収集事業 硫黄島から46柱奉還

2021年04月20日

遺骨収集帰還事業

日本戦没者遺骨収集推進協会主催による硫黄島戦没者遺骨収集派遣(第4回)が3月15日から25日まで実施され、本会から一人が参加協力した。3月25日には厚生労働省において今年度収集した遺骨46柱の拝礼式が行われた。

今回は硫黄島の北部落以南と南部落南西付近の視察及び露出している遺骨の現場保存作業であった。派遣団は、露出した遺骨の場所の細部記録、遺骨の紛失等の防止を目的とした雨等により流失しないよう土嚢の設置、遺骨の上に土砂を入れての埋設、現場を特定しやすいよう鉄杭を打ち四方をテープで囲んで表示した。

3月23日日には天山慰霊碑前で今年度3回にわたり収集した46柱の遺骨の追悼式が行われた。24日には、遺骨を捧持し航空自衛隊入間基地に帰還した派遣団は基地隊員に出迎えられた。翌25日、厚生労働省で拝礼式が行われた。拝礼式では、水落敏栄日本遺族会会長が黙禱を捧げるとともに、献花及び拝礼を行った。

3月25日、拝礼式で献花する水落会長

3月25日、拝礼式で献花する水落会長

タラワ環礁での遺留品のない遺骨が遺族へ返還 DNA鑑定で身元判明

2021年04月19日

お知らせ, 会員のページ, 遺骨収集帰還事業

キリバス共和国ギルバート諸島タラワ環礁で戦没され、身元を特定する遺留品がなかったがDNA鑑定で身元が判明した海軍二等機関兵曹、野村正敏さんの遺骨が2月26日、長崎市在住の遺族へ返還された。

厚生労働省は、米国のハワイにあるDPAA(米国国防総省捕虜・行方不明者調査局)から提供された、タラワ環礁で収容されたアジア人と見られる遺骨162柱の検体のDNA鑑定をおこなっており、昨年11月判明した2柱を受領し日本へと送還したが、その内の1柱が野村さんの遺骨だった。

野村さんは佐世保鎮守府第7特別陸戦隊に所属し、昭和19年11月25日に戦死されているが、弟の貞之さんとのDNA型照合で身元が特定され、出征して以来80年ぶりに遺族へと遺骨が引き渡された。

厚労省は、平成28年以降、沖縄県、硫黄島、キリバス共和国の三地域で「遺品の無い」遺骨の身元を特定する鑑定を進めており、これまでタラワの2柱と硫黄島の2柱の身元が判明している。

これらの成果を踏まえ厚労省は、遺留品等の手掛かり情報がない戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定を、今後は地域を限定せずに公募により実施することとしている。

 

ハワイ(DPAA)遺骨受領派遣拝礼式 ギルバート諸島タラワで収容された2柱が帰還

2020年12月25日

遺骨収集帰還事業

11月30日、午前10時30分、厚生労働省で「ハワイ(DPAA)遺骨受領派遣遺骨拝礼」が行われた。拝礼式には、日本遺族会を代表して水落敏栄会長が参列し、帰還した戦没者のご遺骨2柱に対し拝礼し、献花した。

 

水落会長①

献花する水落会長

献花する水落会長

 

今回帰還した遺骨は、キリバス共和国(ギルバート諸島)のタラワ環礁で収容され、米国DPAA(米国国防総省捕虜・行方不明者調査局)で管理されていた。その後、日本及び韓国に対して検体が提供され、日米韓の専門機関が身元特定のためのDNA分析等を行っていたところ、日本人遺族との間に血縁関係があるとの結果が得られたため、ハワイにあるDPAAの施設で保管されていた遺骨を送還した。

なお、2柱のご遺骨は、今後遺族へ引き渡される予定である。

硫黄島遺骨収集派遣(第3回) 16柱を収容

2020年12月25日

事業の取組み, 活動状況, 遺骨収集帰還事業

日本戦没者遺骨収集推進協会(JARRWC)主催による硫黄島戦没者遺骨収集派遣団(第3回)が11月17日から12月2日の期間で派遣され本会からは3人が参加協力し、硫黄島の壕等で収集作業に従事し、16柱を収容した。前回の派遣同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴うPCR検査を受けての全員が陰性反応となった結果を受けての派遣となった。

日本戦没者遺骨収集推進協会主催による硫黄島戦没者遺骨収集派遣団(第3回)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として過去2回の派遣とほぼ同様の措置をとった派遣となった。

派遣団は、18日早朝航空自衛隊機で入間基地入りし、今年1月から前回(8月及び9月)派遣の継続となる島北部の天山慰霊碑の下部付近の地表面や壕、為八海岸上部の地表面や豪等、重機を使用するなどしてご遺骨や遺留品を掘削しながら作業を進め、天山付近から柱と為八海岸付近から柱の計16柱を収容した。収容された16柱は硫黄島内の厚生労働省事務所棟に仮安置された。

硫黄島遺骨収集作業掲載使用

 

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また、第1回から今回の派遣で収容されたすべてのご遺骨は、年明け1月の第4回派遣で派遣団により奉還され、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われる遺骨引渡し式において、厚生労働省職員に引渡される予定である。

日米合同硫黄島戦没者追悼式を挙行 水落敏栄本会会長が献花

2020年11月25日

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先の大戦の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で10月24日、硫黄島の戦没者を慰霊し、日米の友好と恒久平和を祈念する、日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式が執り行われた。

式典では、旧日本軍を指揮した栗林忠道中将の孫で新藤義孝元総務相が「全員のご遺骨が故郷にお帰りいただけるよう活動を続けていく」と述べた。米側は「互いに尊重することで命を落とし、傷を負った人々に敬意を表す」と退役軍人代表ノーマン・スミス元海兵隊中将の手紙が読み上げられた。

本会からは、国会議員でつくる硫黄島問題懇話会相談役の水落敏栄本会会長が参列し、献花・献水を行い戦没者に鎮魂の祈りを捧げた。

献花

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また、日米合同の顕彰式に引き続き、日本側参列者は日本国政府が建立した天山の硫黄島戦没者の碑に場所を移し、日本側による硫黄島戦没者慰霊追悼顕彰式を執り行い、ご英霊に感謝の誠を捧げご冥福を祈った。

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