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遺留品返還事業 OBONソサエティと協議 オレゴン州を訪問

2018年10月19日

お知らせ, 日章旗等返還の取組み

日本遺族会が平成30年度から厚生労働省から委託を受け実施している「戦没者遺留品の返還に伴う調査」事業として、9月6日から10日の期間で畔上和男専務理事(他事務局一人)はアメリカのオレゴン州を訪問し、本事業の協力団体であるOBONソサエティの活動状況を確認するとともに今後の業務の進め方等について協議した。

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「戦没者遺留品の返還に伴う調査」厚労省から本会へ委託

2018年10月19日

お知らせ, 日章旗等返還の取組み

日本遺族会が要望していた、戦没者の遺留品調査の迅速化に係る経費が平成30年度政府予算に計上されたが、「平成30年度戦没者遺留品の返還に伴う調査一式」の事業が厚生労働省から本会に委託され、6月29日付けで、契約を締結した。

本事業は、厚生労働省が保管している名簿等の資料で遺留品の元の持ち主又はその遺族の所在を調べ、本会及び支部遺族会のネットワークを活用し、地域に密着した調査を実施することにより、遺留品返還業務の迅速な対応を図ることを目的としている。

本会は、OBONソサエティとの連携をさらに密にし、より多くの遺留品が遺族のもとに返還されるよう努めていく。

愛知県で日章旗返還

2018年08月07日

日章旗等返還の取組み

戦没者の遺品の返還運動を推進しているOBONソサエティから本会に照会があった、沖縄で戦死した本田萬作さんの日章旗について、愛知県遺族連合会へ遺族の捜索を依頼していたところ、本田さんが安城市出身であることが分かり、遺族の所在も判明した。

本田さんの日章旗は、マサチューセッツ州在住の米国人のウィルソンさんが元米兵の父親から譲り受け保管していたが、OBONソサエティの活動を知り、遺族への返還を希望していた。生前に父親も日章旗の返還を模索していたが叶わぬまま他界したため、今回の返還に際し、「父の長年の願いでもあった日章旗のご遺族が判明し心から嬉しく思います。本田家のご親族皆様にとって旗の返還が心の終止符となられますよう願っております。」とウィルソンさんから遺族あてにメッセージが添えられた。

5月14日、安城市役所で返還式が行われ、神谷学市長から本田さんの長男である紘さんへと日章旗が引き渡された。紘さんは、「こんなに長い時を経て帰ってくるとは思わなかった。うれしい限りです」と話した。

日章旗を神谷学・安城市長から受け取った本田紘さん(左)

日章旗を神谷学・安城市長から受け取った本田紘さん(左)

埼玉県で日章旗返還

2018年06月15日

日章旗等返還の取組み

戦没者の遺品の返還運動を推進しているOBONソサエティから本会に照会があった、フィリピンで戦死した齊藤重忠さんの日章旗について、埼玉県遺族連合会へ遺族の捜索を依頼していたところ、熊谷市遺族連合会の協力を得て、齊藤さんが旧男沼村(現熊谷市)出身であることが分かり、遺族の所在も判明した。

齊藤さんの日章旗は、オクラホマ州在住の米国人が元米兵の父親から譲り受け保管していたが、OBONソサエティの活動と旗に込められた意味を知り、遺族への返還を希望していた。

五月三日、熊谷市役所で返還式が行われ、富岡清・熊谷市長が立ち会い、栗原健曻・熊谷市遺族連合会会長から齊藤さんの兄の孫である齊藤豊さんへと日章旗が引き渡された。豊さんは、「大叔父の魂が多くの方々を動かし、返還に至ったものと考えている。平和の輪が世界に広がってほしいとの願いも込めて、墓前に報告したい」と話した。

日章旗を受け取った齊藤豊さん(中央)=写真提供:埼玉新聞社

日章旗を受け取った齊藤豊さん(中央)=写真提供:埼玉新聞社

 

 

 

日章旗返還 島根県、愛知県、滋賀県で

2018年05月23日

日章旗等返還の取組み

戦没者の遺品の返還活動を無償で行っているOBONソサエティから本会に照会があった元米兵が戦地から持ち帰った日章旗について、島根県、愛知県、滋賀県で、それぞれ遺族が判明し、無事返還された。

島根県では、フィリピンで戦死した雲南市大東町出身の細木恭一さんの日章旗の遺族が判明し、3月20日、大東地域交流センターで返還式があり、雲南市遺族会の難波幸夫会長から細木さんの次男の俊樹さんへ日章旗が引き渡された。俊樹さんは「形見というべき日章旗を早速、仏前に供え、亡き父を偲びたい」と涙ながらに語った。

愛知県では、フィリピンのルソン島で戦死した加藤達郎さんの甥にあたる拓さんが名古屋市内に在住していることが判明し、3月29日、名古屋市の愛知縣護国神社で返還式があり、急用で出席できなかった拓さんに代わり妻の妃登美さんが日章旗を受け取った。日章旗を保管していたニュージャージー州在住のトーマス・ホルジーさん(元米兵)からは遺族に対し、「戻られるべき場所へと返還できることをこの上なく嬉しく思います。」とメッセージが送られた。

滋賀県では、3枚の日章旗の持ち主遺族がそれぞれ判明し、4月5日の滋賀縣護国神社での返還式には、OBONソサエティの代表と日章旗を保管していた元米兵の孫らが来日し、直接遺族へと手渡された。

返還されたのは、フィリピン・ミンダナオ島で戦死した中野義良さん、同・レイテ島で戦死した三宅孝雄さん、インドで戦死した中嶋康平さんの日章旗で、旗を受け取った三宅さんの弟、信雄さんは「せめて旗だけでも返したいと兄が願ったのではないか。その願いが通じて帰って来られたのだと思う」と涙ぐんだ。

来日したOBONソサエティ代表と元米兵の孫らから遺族へと日章旗が引き渡された。=滋賀県護国神社で

来日したOBONソサエティ代表と元米兵の孫らから遺族へと日章旗が引き渡された。=滋賀県護国神社で

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