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慰霊友好親善事業

慰霊友好親善事業実施30周年を記念して 参加者遺児の座談会を開催

2022年01月18日

慰霊友好親善事業

日本遺族会は、厚生労働省から補助を受け実施している戦没者遺児による慰霊友好親善事業の実施30周年記念誌作成に伴う座談会を開催し、同事業に参加した遺児14人が当時を振り返り、世界の恒久平和に寄与する本事業の意義を広く伝えるために参加者の増加を図る方途や今後の在り方等について意見を交わした。

座談会

座談会は、12月14日午前10時より参議院議員会館の特別会議室で、厚生労働省社会・援護局佐藤宏事業課長らが同席し、過去に同事業に参加経験のある各都道府県遺族会の支部長等全国五つのブロックから選ばれた14人が、同事業を振り返り様々な意見が述べられた。

始めに、水落敏栄本会会長が同事業の成り立ちに触れながら「この事業の素晴らしさは、亡き父への慰霊に留まらず、戦禍に巻き込まれた旧戦域の方々と友好親善を図るところにあり、訪ね重ねた交流が、大きな国際親善に繫がった。実施30年にあたり、改めて同事業の素晴らしさを考え、より良い事業とすべく、忌憚ない意見を出していただきたい」と挨拶があった。

思いを語る水落会長

出席者は事前に回答したアンケートを基に、海外での慰霊巡拝の日程、現地での友好親善、参加者を増やす工夫や事業への思い等について意見を述べた。

特に、高齢化する遺児の参加者に同行する付添人(配偶者、孫、ひ孫等)への費用補助、参加者を促進するとともに事業の意義を一般に周知するための広報費の増額などが強く要望された。

また、同事業への複数回の参加や意義ある事業の継続を希望する意見が多くあった。

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戦没者遺児による慰霊友好親善事業 一部地域の中止を決定

2021年07月14日

お知らせ, 慰霊友好親善事業

日本遺族会が実施の、戦没者遺児による慰霊友好親善事業では、令和3年度実施地域で一部地域の中止を決定した。新型コロナウイルス感染症の影響で、実施地域訪問国への入国及び日本帰国後の行動制限等も緩和されず、外務省渡航情報では渡航中止勧告が発出されている現状であり、未だ収束が見えず9地域が中止となった。

令和3年度実施地域で一部中止となった地域は以下の通り。

旧ソ連、旧満州、西部ニューギニア、ボルネオ・マレー半島、東部ニューギニア、ビスマーク諸島、中国、トラック諸島、ミャンマー・タイの9地域。

令和3年度戦没者遺児による慰霊友好親善事業 参加者募集

2021年05月17日

慰霊友好親善事業, 遺児巡拝 参加者募集

戦没者遺児による慰霊友好親善事業の実施計画概要はこちらをクリック

募集要項は次の通り。

 ▼時期及び地域 実施計画概要参照。

なお、実施計画概要で広域地域の※印については、フィリピン地域一次はレイテ島東方沖、ソロモン諸島地域はガダルカナル島北西沖で、マリアナ諸島地域はグアム・サイパン島西方沖で、フィリピン地域二次はルソン島西方沖で、台湾・バシー海峡地域はバシー海峡で洋上慰霊または機上遥拝を予定。

 ▼参加費 10万円

 ※東京等に集合し、結団式及び渡航に係る説明会を行う。なお、集合場所まで及び解散場所からの交通機関はご自身の手配になる。また、移動に係る国内交通費及び帰国時の宿泊代、渡航手続き手数料等は個人負担となる。

 ▼参加資格 戦没者の遺児。参加経験が一年を経過した方(令和元年度以前の参加者)は複数回の応募ができる。

 ▼申込方法 在住する各都道府県遺族会事務局へ。参加者の資格審査に当たり、申込書の記入項目全てに記入を要するので、事前に申込用紙を取り寄せていただき、記入項目に不明な点(戦没者の部隊等)があれば各遺族会に相談し、条件を満たした上で提出願いたい。なお、申込多数の場合は選考となる。

 実施地域や実施時期等は、相手国や交通機関等の事情で変更、延期、中止となる場合がある。

 なお、事業実施については訪問実施地域の締切日を待って、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえ、実施するか否かを決定するので予めご了承願いたい。

慰霊友好親善事業の今後の実施対応について 新型コロナウィルス感染症の影響で

2020年08月24日

お知らせ, 慰霊友好親善事業, 遺児巡拝 参加者募集

日本遺族会では、厚生労働省から補助金を受け実施している「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」の参加者募集を行っているが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度はすでに複数の地域が中止となっている。今後の諸地域の実施の有無については、各地域の締切日を待って感染症の状況等を踏まえ決定することにしている。

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ミャンマー建設小学校修繕募金のお願い

2020年06月12日

お知らせ, 会員のページ, 活動情報, 組織のPR

日本遺族会では、令和二年度事業計画で社会奉仕活動の推進として、本会が平成11年度から3年間でミャンマー(旧ビルマ)に建設贈呈した3校の小学校の修繕費用について寄附金を募ることとなりました。

本会は平成11年度に、先の大戦で18万の将兵が散華されたミャンマー(旧ビルマ)の子供たちのために小学校を建設するための基金を創設し、同年度から建設、ヤンゴン市内の北オカラッパ小学校、アキャブ市内のバンドータズー小学校、ペグー市内のカドウインチャン小学校が計画通り建設され、竣工記念式を経てそれぞれ贈呈しました。

本会では戦跡慰霊巡拝や慰霊友好親善事業(遺児巡拝)の際にはその都度小学校を訪問して学用品や衣料等を寄贈してきましたが、建設から二十数年が経過し校舎等も老朽化が進んでいることから関係ご遺族をはじめ広くご遺族の皆様から寄附を募り、修繕費用に充てたいと考えております。

ついては、「ミャンマー小学校修繕募金」として次の通り、口座を開設いたしましたので、ご賛同の方はお振込みをお願いいたします。

・口座番号 三井住友銀行神田支店 当座預金 1015126

・口座名 一般財団法人日本遺族会=ザイ)ニホンイゾクカイ

・募金単位=一口3千円~

 

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