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遺骨収集事業 遺骨収集派遣(旧ソ連、硫黄島)・現地調査(硫黄島、マリアナ諸島)を実施

2019年10月23日

お知らせ, 活動状況, 活動状況, 遺骨収集帰還事業, 遺骨帰還事業の取組み

日本戦没者遺骨収集推進協会では旧ソ連地域、硫黄島(第一回)遺骨収集、硫黄島掘削立会、マリアナ諸島現地調査を相次いで実施し、本会はそれぞれの派遣に参加協力した。

遺骨収集派遣

旧ソ連

旧ソ連抑留中死亡者遺骨収集ハバロフスク地方第一次派遣は、7月22日から8月6日の期間で、またイルクーツク州・ザバイカル地方の派遣を7月23日から8月6日の期間実施した。

ハバロフスク地方では、3年連続となるソールネチヌイ地区の第4923野戦病院・ゴリン居住地区墓地及び第五収容所第4923野戦病院墓地で収集作業を行い、11柱の遺骨を収容した。

イルクーツク州・ザバイカル地方のイルクーツク州では、ウソリエ・シビルスコエ市にある第32収容所第11支部その二埋葬地で収集作業を実施し2柱を収容、ザバイカル地方においては第520労働大隊ノボパブロフカ地区その二埋葬地で収集作業を行い、6柱を収容した。また、作業と並行して第513労働大隊の埋葬地調査が行われたが、場所の特定には至らず継続調査が必要となった。

派遣団は、8月7日千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた遺骨引渡式で、厚生労働省職員へ遺骨を引き渡した。

収容した遺骨を荼毘に付す団員(ハバロフスク地方第1次派遣)

収容した遺骨を荼毘に付す団員(ハバロフスク地方第1次派遣)

硫黄島

硫黄島では、7月23日から8月7日まで遺骨収集派遣(第1回)が実施され、昨年度より作業継続となっていた防疫給水本部壕などで3柱を収容し、島内の厚生労働省事務所棟に仮安置された

現地調査派遣

硫黄島

硫黄島の掘削立会では、7月15日から9月2日までの間、4回に渡り派遣が行われ、庁舎区域の掘削調査に立会した。

マリアナ諸島

マリアナ諸島では、現地調査第三次派遣を8月20日から31日の間、サイパン島において実施した。

調査では、残存遺骨情報を基に現地調査員と調整を行い、島北部のマッピや中部のキャピタルヒル、南部のチャランカノア等で遺骨情報地点の確認作業を行った。

遺骨収集事業 南方4地域で現地調査を実施

2019年10月23日

活動状況, 活動状況, 遺骨収集帰還事業, 遺骨帰還事業の取組み

日本遺族会は、日本戦没者遺骨収集推進協会が実施している、海外に未だ残されている遺骨に関する情報収集及び遺骨の収容等を行う現地調査に協力している。今回、東部ニューギニア、マリアナ諸島、パラオ諸島、ソロモン諸島の各地域の派遣に対し本会からも参加協力した。

東部ニューギニア

東部ニューギニア現地調査第2次派遣は、6月29日から7月13日の期間で、パプアニューギニア・東セピック州及びサンダウン州を調査した。

派遣団は、今回初めてサンダウン州アフア村から徒歩で坂東川流域を踏査し、日本軍野営所跡及び野戦病院跡の確認に努めた。また、東セピック州ワンバ村の墜落機場所及びマンデー村の埋葬地を調査したが、遺骨の発見にはいたらなかった。

マリアナ諸島

マリアナ諸島現地調査第2次派遣は、7月5日から16日の期間で、グアム島を調査した。

派遣団は、現地調査員から寄せられた情報を基に、ラフッニャ洞窟、ニミッツヒル等で遺骨情報地点の確認を行った。また、厚生労働省が現地考古学会社に依頼し、日本人戦没者と鑑定されたアガット、ニミッツヒル、マタパンビーチで収容された遺骨を受領し、日本へ送還した。

7月17日には、厚生労働省で拝礼式が執り行われ、本会を代表して畔上和男専務理事が祭壇に献花した。

パラオ諸島

パラオ諸島現地調査第二次派遣は、7月15日から25日の期間で、ペリリュー島を調査した。

派遣団は、第1派遣に継続して島内のブラッディ・ノーズ・リッジ(天山、中ノ台)、ホワイトビーチ等で残存遺骨の調査を行った。また、ペリリュー州政府に一時保管していた検体用未焼骨遺骨を受領し、日本へ送還した。

ソロモン諸島

ソロモン諸島現地調査第2次派遣は、7月20日から8月3日の期間で実施され、ガダルカナル島を調査した。

派遣団は2つの班に分かれ、第1次派遣の調査結果を基に、一班はタンボハ、ノーティ、カバリ周辺、2班はモカ、タレアイ、タンブレロ周辺を徒歩で踏査し、現地住民の協力を得て、埋葬場所等を試掘し、発見した遺骨の収容に努めた。

今回収容または受領した遺骨は推定101柱で、11月に予定されている収集派遣の実施まで、現地の一時保管場所に安置した。

カバリで派遣団が立ち会い現地住民協力のもと、埋葬されていた遺骨を収容

カバリで派遣団が立ち会い現地住民協力のもと、埋葬されていた遺骨を収容

 

戦没者遺骨収集派遣 3地域を実施

2019年04月11日

遺骨収集帰還事業, 遺骨帰還事業の取組み

日本戦没者遺骨収集推進協会は、マーシャル諸島、ビスマーク諸島、ミャンマーの遺骨収集派遣団を相次ぎ派遣し、本会からもそれぞれの地域に団員を派遣した。現地での収容作業等を終えて無事帰還した派遣団は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催された引渡式で関係遺族が見守る中、厚生労働省へ遺骨を引き渡した。

マーシャル諸島

マーシャル諸島戦没者遺骨収集は、2月20日から3月7日の期間で実施され、本会から1人を派遣した。

マーシャル諸島共和国の首都マジュロからチャーター機でウォッゼ環礁ウォッゼ島に到着した派遣団は、現地調査派遣の調査結果に基づき、島内の集団埋葬地と思われる場所を掘削し、第八〇二海軍航空隊本部跡及び第六四警備隊本部跡周辺の2箇所から48柱の遺骨を収容した。

また、派遣団員は収容した遺骨を丁寧に洗骨し、ウォッゼ島の海岸で焼骨式並びに追悼式を行い戦没者の冥福を祈った。

ウォッゼ島の海岸で焼骨式の準備を行う団員

ウォッゼ島の海岸で焼骨式の準備を行う団員

ビスマーク諸島

ビスマーク諸島戦没者遺骨収集派遣団は、2月27日から3月14日の期間で実施され、本会から4人を派遣した。

派遣団は、2つの班に分かれ行動し、1班はブーゲンビル島南部の村落を廻り、現地住民の情報を基に試掘を行うなどして、バナ地区で5柱、ブイン地区で25柱を収容した。

2班は初めにニューブリテン島ラバウルに入り、過去に収容され東ニューブリテン州博物館に保管されていた遺骨を鑑定したが、日本兵の遺骨ではないと判定された。その後、ブカ島に移動し、現地調査派遣で収容し、ソファナ島に安置されていた遺骨を洗骨し鑑定する業務に従事した。

ブカ島で合流した派遣団は、日本兵の遺骨と判定された406柱を、3月10日、ソファナ島で焼骨し、追悼式を挙行した。

ミャンマー

ミャンマー戦没者遺骨収集派遣団は、3月1日から3月14日の期間で実施され、本会から2人を派遣した。

派遣団はシャン州(一班)とマンダレー地区(二班)に分かれ行動した。1班はペコン地区ブラバロオ村で、昨年度から継続して調査を行ってきた洞窟内で収容した遺骨31柱について、日本の鑑定員が作成した詳細な鑑定書に基づいて、日本兵の遺骨29柱、現地人の遺骨2柱を選別した。

2班は、メークテーラ周辺の村で活動し、インパレ村で既に収容し保管されていた遺骨1柱を受領し、現地協力者から寄せられた遺骨情報を基にレインドウ村で試掘を行ったが遺骨の発見にはいたらなかった。

ヤンゴンで合流した派遣団は、3月12日、北オカラッパ日本人墓地内にある政府建立の「ビルマ平和記念碑」前で追悼式を行い、英霊に哀悼の誠を捧げた。

遺骨を奉持し引渡式に向かう団員=3月14日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で

遺骨を奉持し引渡式に向かう団員=3月14日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で

平成30年度遺骨収集事業 参加者募集

2018年05月22日

お知らせ, 事業の取組み, 事業の取組み, 会員のページ, 遺骨収集帰還事業, 遺骨帰還事業の取組み

 

日本遺族会では、平成30年度戦没者遺骨収集帰還事業への参加希望者の事前登録を行っている。戦没者の遺児をはじめ青年部(孫、曾孫等)の方にも広く登録願いたい。

申込登録要項は次のとおり

実施予定地域及び実施時期

【南方地域等での遺骨収集】

 実施予定表参照

※相手国行政機関等との調整、現地の治安状況等の理由により事業が変更、中止となる場合がある。

南方地域の実施予定表はこちら

【旧ソ連抑留中死亡者の遺骨収集】

 実施予定表参照

※相手国行政機関等との調整、現地の治安状況等の理由により事業が変更、中止となる場合がある。

旧ソ連地域の実施予定表はこちら

 

▼参加資格 

①原則年齢制限はなく、身体健康な者で現地での収容作業等に従事できる者 ②各都道府県遺族会の会員である戦没者の遺児、孫、 ひ孫、甥、姪で、身体健康な者 ③本会の協力団体関係者並びに、本会事業の推進に賛同いただける者

 

※派遣者は健康診断書並びに宣誓書の提出が義務付けられており、参加の有無については、遺骨収集事業を主催する日本戦没者遺骨収集推進協会の判断に従う。

▼参加登録方法 在住する各都道府県遺族会事務局へ。

参加登録にあたり申込用紙を取り寄せ、全ての項目に記入したうえで、提出願いたい。

なお、参加希望者が推進協会から指定された定員を上回る場合は、選考となる。

 

遺骨収集派遣 パラオ諸島、ミャンマー、ビスマーク諸島(ブーゲンビル島)を実施

2018年04月18日

事業の取組み, 事業の取組み, 活動状況, 活動状況, 遺骨収集帰還事業, 遺骨帰還事業の取組み

日本戦没者遺骨収集推進協会主催でパラオ諸島、ミャンマー、ビスマーク諸島への戦没者遺骨収集団が相次いで派遣され、本会からもそれぞれの派遣団に遺族が参加協力し、各地域で収容作業に従事した。所期の目的を終えて帰国した派遣団は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑での引渡式で、関係遺族が見守る中、厚生労働省へと遺骨を引き渡した。

パラオ諸島

  パラオ諸島戦没者遺骨収集団は、2月24日から3月8日の期間で実施され、本会からは2人を派遣した。

派遣団はペリリュー島の中央高地(ブラディノーズリッジ/ウルムブロゴル山)、北部高地(水戸山・ヒル・ロー/アミアンガル山)、ホワイトビーチ周辺等の地表及び洞窟内を調査し、遺骨の発見に努めた。また、平成29年度現地調査派遣で既に収容されペリリュー州政府に預けていた未鑑定の遺骨を含め、日本から同行した慰霊事業人類学専門員が鑑定し、79柱を確認した。

3月5日、派遣団はペリリュー島内の「みたまの塔」において、焼骨式並びに追悼式を執り行い、戦没者の冥福を祈った。

ペリリュー島での遺骨捜索活動DSCN1362

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ミャンマー

ミャンマー戦没者遺骨収集団は、3月7日から22日の期間で実施され、本会から4人を派遣した。

派遣団は二つの班に分かれて行動し、一班はサガイン管区カレミョー地区及びカレワ地区で収容作業に従事し、カレワ地区タジー村で1柱を収容し、既に過去の現地調査で収容されていた遺骨を合わせて12柱を確認した。二班は、シャン州ペコン地区で、地元住民が戦死した日本兵を洞窟に処分をしたという証言に基づき、洞窟内から約40柱を収容したが、現地住民の遺骨が二柱混在していることが判明したため、今回は遺骨を持ち帰ることを断念し、洞窟近くに保管場所を設置し安置した。

3月20日、ヤンゴンで合流した両班は、北オカラッパ日本人墓地の「ビルマ平和記念碑」前にて追悼式を挙行した。

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ビスマーク諸島

ビスマーク諸島戦没者遺骨収集団は、3月7日から22日の期間で実施され、本会から4人を派遣した。

派遣団は、二つの班に分かれ行動し、一班は車両でアラワ、ブイン方面に入り、アラワ地区のコグアン村で2柱、マライ村で1柱を収容したが、ブイン地区では予定した場所での地権者からの許可が得られず今回は試掘を断念した。二班はボートでタロキナ地区に入り、現地住民の協力を得て、136柱を収容した。

ブカ島で合流した両班は、過去の現地調査で既に収容され安置されていた遺骨を含めて315柱をソファノ島で焼骨した。また、3月19日、追悼式を挙行し、英霊に哀悼の誠を捧げた。

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