ロシア軍は2月24日、ウクライナに侵攻を開始した。この暴挙に対し3月2日本会は抗議声明を表明し、同月9日、水落敏栄日本遺族会会長は、在日ロシア大使館へ抗議文を届けた。あわせて同日、在日ウクライナ大使館を訪ね、セルギー・コルスンスキー駐日大使に面会し、義援金を贈呈した。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部の新露派支配地域に住むロシア人保護を目的にウクライナ侵攻という国際法に違反する暴挙に出た。国連総会は2日の緊急特別会合で、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議を日本や米国など141カ国の賛成多数で採択した。ロシアに対し「軍の即時かつ無条件の撤退」を求めた。国際社会は一体で経済制裁を開始した。
本会は、昭和22年に結成以来、今日まで一貫して恒久平和な社会を求めて活動している。今回のウクライナ侵攻は、愚かな指導者による身勝手な愚策であり、結果子供を含む多くの民間人が犠牲となっている現状や200万人以上の避難民が出ていることは、まさに非常事態であり、ロシアに対して断固抗議するため、3月2日、「ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議声明」を発表し、9日、在日ロシア大使館へ抗議文を届けた。あわせて同日、在日ウクライナ大使に面会し、義援金を届けた。
東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が出資する合同会社ノーヴェグランデによる、旧九段会館建替え工事は現在、保存棟、新築棟の建物の外観がほぼ完成し、内装工事、遊歩道・広場の外構工事が行われ、竣工は令和4年7月を予定している。
建物の概要は、敷地面積約八千七百六十五㎡、建物地上十七階(高さ七十五m)、地下三階、延床面積約六万八千㎡、駐車場百二十九台、建物用途は貸オフィス、宴集会場、シェアオフィス、飲食店舗、クリニックモールが計画され、さらにお濠沿いには遊歩道が設けられるなど、土地、建物の高度利用が図られる。
本会が建物の保存を強く要望していた本館建物は、歴史的な価値や景観上等の重要性に鑑み、登録有形文化財建造物に登録され、建物北東部分の外観をL字型に保存、帝冠様式の塔屋部分も保存され、当時の職人の粋が再現される。
また、歴史上重要な舞台となった二・二六事件の戒厳司令部が置かれた鳳凰の間や清王朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の実弟、溥傑と嵯峨浩が結婚披露宴を行った真珠の間等々も後世に伝えるべく残される。
本会事務局は、新築建物の四階部分の靖国神社、日本武道館を望む眺望の良い濠側に配置され、事務室・展示室・交流スペース等として供される。
厚生労働省は、遺留品等の手掛かり情報がない戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定を、対象地域を拡大して実施しており、ご遺族からの申請を受け付けています。
申請については厚生労働省のホームページからもダウンロードできる「DNA鑑定申請書」に記載して提出すると、DNA鑑定実施可能とされたご遺族に検体採取キットが届きます。ご遺族が採取し提出した検体を厚生労働省が鑑定機関に渡して、ご遺骨とのDNA鑑定を行います。DNA鑑定料は全額国が負担します。
不明なことなどがあれば、厚生労働省社会・援護局戦没者遺骨鑑定推進室にご相談ください。
相談先電話番号:03ー3595ー2219(戦没者遺骨鑑定推進室)
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