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遺留品返還 愛知県、群馬県で

2019年04月08日

日章旗等返還の取組み

本会が平成30年度より厚生労働省の委託を受け実施している「戦没者遺留品の返還に伴う調査」事業で、戦没者の遺品の返還運動を推進しているOBONソサエティから本会に照会があった日章旗について、愛知県と群馬県で遺族が判明した。

愛知県では、米ニューヨーク州在住のハリーショールさんが、元米兵の父親から譲り受け保管していたマリアナ諸島で戦死した夏目改次さんの日章旗が、愛知県遺族連合会、岡崎市遺族連合会の調査で遺族の所在が判明し、1月24日に岡崎市役所で返還式が開催された。

返還式で岡崎市の市長から改次さんの姪の和枝さんと妹のあき子さんに日章旗が引き渡され、受け取ったあき子さんは「戦争は絶対にしてはいけないと痛感している」と話した。

群馬県では、硫黄島で戦死した伊東仁さんの日章旗が群馬県遺族の会の調査により高崎市にいる遺族が判明した。日章旗は米サウスカロライナ州のローウェル・アームストングさんの祖父が保管していた。

2月14日に高崎市の護国神社で行われた返還式では、アームストロングさんが来日し、伊東さんの甥の三木玄夫さんと伊藤英夫さんに直接日章旗が引き渡された。返還式には同じく来日したOBONソサエティ代表のレックス、敬子・ジーク夫妻も出席し、水落敏栄本会会長からのお祝いのメッセージも読み上げられた。

日章旗を持つアームストロングさん(左)、三木さんと伊藤さん

日章旗を持つアームストロングさん(左)、三木さんと伊藤さん

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