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南太平洋戦没者の碑

2010年11月11日

政府建立慰霊碑

建立: 昭和55(1980)年9月
場所: パプアニューギニア
・ビスマルク諸島
・ニューブリテン島
設計: 菊竹清訓

南太平洋戦没者の碑
パプアニューギニア・ビスマルク諸島、ニューブリテン島に位置し、ラバウル市街を見下ろす小高い山の中腹に建つ「南太平洋戦没者の碑」。
ラバウルのみならず、20万人の南東方面の全戦没者に捧げられた慰霊碑であり、1980年に戦没の霊を弔い、悲劇を繰り返さないことを念じて、日本政府や戦友会が地元の人達との協力によって建立された。
碑という名前が付いているが、建物に近い構築物である。上屋天井面には、南太平洋の地図が描かれている。地図のラバウルの地点には丸い穴が開けられており、この穴は「大地に眠る死者とそこを訪れる生者との邂逅の場」意味している。上屋の方向は、はるか日本の方向を望んでいる。
碑文には、「さきの大戦において 南太平洋の諸島及び海域で 戦没した人々をしのび 平和への思いをこめて この碑を建立する」とある。

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