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中部太平洋戦没者の碑

2010年11月11日

政府建立慰霊碑

建立: 昭和49(1974)年3月
場所: マリアナ諸島サイパン島マッピ
設計: 工学博士 谷口吉郎

わが国と米国自治領北マリアナ諸島政府が合同で建てた。
サイパン、テニアン、グアムなどで命を落とした兵士や民間人を国籍を問わずに追悼する慰霊碑である。納骨箱をかたどった石碑の台座の下には、飯ごうなどの遺品をステンレス製の箱に入れ、収められている。
碑には、「さきの大戦において中部太平洋の諸島及び海域で戦没した人々をしのび平和への思いをこめてこの碑を建立」と刻まれてる。なお、石碑後方の屏風形の後壁と敷地内の造園は、(社)南太平洋友好協会の寄付により整備された。
サイパン島は敗戦までの30年間、日本が統治しており、大戦当時は沖縄県から約2万人が移住していた。戦争犠牲者は、旧日本軍43,000人、民間人12,000人とされ、「もう一つの沖縄戦」といわれている。

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