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「平成」から「令和」へと改元 奉祝行事行われる

2019年05月20日

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5月1日、皇太子徳仁親王殿下は第126代天皇に即位された。30年3カ月続いた「平成」が終わり、「令和」に改元された。平成時代の天皇陛下は上皇陛下となられ、皇后陛下は上皇后陛下となられた。戦没者遺族に常に心を寄せてくださった上皇、上皇后両陛下には、どうか末永くお健やかに日々を過されるよう切に願いたい。

 

本会と皇室との関わりは昭和22年にはじまる。7月14日、全国の遺族代表が皇居に参入し、天皇皇后両陛下、中学生で制服姿の皇太子殿下に拝謁した。その際、天皇陛下から一同に対して「苦しいでしょうが、しばらく辛抱してください。皆で助け合って、明るく生きてください」とお言葉を賜った。遺族代表は「英霊の精神をついで、日本再建のため努力する覚悟であります」と言上し、日本遺族会の創立に奔走した。

爾来、本会の節目の年に行われる創立記念式典には、両陛下または、皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、戦没者遺族に寄り添う御姿にしばし感涙した。上皇、上皇后両陛下におかれては、昭和42年の本会創立20周年式典に皇太子同妃両殿下として御臨席を仰ぎ「身命を捨てて国のために尽くした人々とその遺族のことは、日頃私達の深く心にかかっていることでありますが、戦没者遺族の皆さんが、相協力して、肉親を失った悲しみと、生活の苦難を乗り越え、立派に今日をむかえられたことは、誠に喜びに堪えない」とおことばを賜った。そして昭和62年の創立40周年式典後の皇居でのご接見、平成に入り天皇皇后両陛下として六回、本会創立記念式典に行幸啓くださり、お言葉も賜った。

 

本会創立70周年記念式典に天皇皇后両陛下がご臨席

本会創立70周年記念式典に天皇皇后両陛下がご臨席

 

終戦60周年の節目の年にあたる平成17年12月13日には、本会婦人部が「新たなる出発の集い」を開き、47人の戦没者の妻(このときの出席者の平均年齢87歳)が両陛下と親しく懇談し、両陛下から「ご苦労されましたね。お身体大切にして下さい」とお声を掛けられ、そのお優しいお言葉に参加者はただただ涙に咽んだ。と同時に「六十年余に及ぶ労苦が走馬灯のように駆け巡り、その労苦が一遍に吹き飛びました」と、語った妻の言葉が印象的だった。

戦没者遺族に常に寄り添う上皇、上皇后両陛下は、終戦五十周年の平成7年8月には、天皇皇后両陛下、戦後50年にあたって戦没者遺族への心境を詠まれた御製、御歌を直筆で本会に賜った。両陛下が直筆を一般に贈られるのは平成に入ってから初めてのことであった。

また、昭和天皇のお心を受け継ぎ、戦没者の追悼にあたられてきた。全国戦没者追悼式への御臨席はもとより、内外の激戦地に赴かれる慰霊の旅も続けてこられた。沖縄、

東京、広島、長崎、硫黄島。そして、サイパン島、パラオ、フィリピンを訪れ、戦没者をお慰めになられるお姿を拝した。御退位にあたり上皇陛下は「令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とお言葉を結ばれた。

令和となり天皇陛下は「即位後朝見の儀」において、「上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられた。

日本遺族会会長あいさつ

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